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 インドでは、惑星の動きがもたらす影響について、およそ4000年前から研究・解明され、統計学問として成立し、個人はもちろん国家の重大事項を決定する際にも用いられてきました。それを占星術(ジョーティッシュ)と呼び、現在でもインドの国立大学で一学問として教えられており、人々の日常生活に活かされています。

 

​ 占星術は紀元前2300年頃の古代バビロニア(現イラン)が発祥とされ、ギリシアやヨーロッパへ伝播・発展したものは西洋占星術、中国や東アジアへ伝播・発展したものは東洋占星術と呼ばれます。インド占星術は、紀元前2000年頃、インドへ伝播・発展した占星術で、0(ゼロ)という概念を生み出した、数学や計算に強いインド人の気質が活かされ、占星術の中でも高い的中率を誇ることで有名です。インドでは、その高い的中率から、現在も引越、転職、結婚などのライフイベントの決定から悩みの改善といった人々の生活に幅広く活かされています。​

 インド占星術のベースとなるのは輪廻思想と因果の法則です。生命は現世だけではなく何度も輪廻転生を繰り返しており、多くのカルマ(行為)を積み重ねています。カルマは惑星に記憶されていきます。インド占星術では、記憶されたカルマを惑星から読み取り、前世からもたらされた現世の運命を紐解きます。

 インド占星術により、自分が生まれ持った前世からのカルマを知り、それがどういう運命に繋がるのか、また、今後改善していくには何をすればよいのかという具体策を知ることで、積極的なライフプランを作っていくことが可能となります。

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